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高校生に日曜日本語教室を見学していただきました。

  2009.3.22(日)     

このホームページをご覧になった地元西条高校2年生の2名の学生に、日曜日本語教室の見学に来ていただきました。当日は先生方の都合で、初級レベルの方への対応が手薄だったため、 お二人にも参加していただき、筆談や図・絵を描いたりしながら、見学とコミュニケーション体験を同時にしていただきました。予定外のことで戸惑われたかもしれませんが、 その折の率直な感想を寄せてくれましたので、ご本人の了解を得て、以下に紹介させていただきます。

二人とも将来は国際関係の道に進みたいとのことで、若い人たちがこういう活動にも関心を持っていただいていることを知って、私たちも大いに勇気付けられました。

  ライン

 

 

 

  私は今回、丹原にほんごの会の日本語講座を見学 (というか、体験!?)させてもらいました。 私は以前から国際交流に興味を持っていました。また、親戚がブラジルの方と結婚したことで、 在日外国人がかかえるさまざまな問題について知り、それについて調べるうちに、丹原にほんごの会に出会いました。

今まで私は国際交流ときくと、英語で英語圏出身の人と交流することや、海外で日本との文化の違いに触れ、異文化への理解を深めるようなことをイメージしていました。 異文化間に起きる問題についても、世界の遠いところで起きている内戦や紛争が、自分の街にある問題よりも重要だと思っていました。しかし実際は、問題に貴賎はなく、 私自身が行動を起こせることは、身の回りにもたくさんあると気付きました。

日本語講座を体験させてもらった第一の感想は、楽しい!ということです。相手は日本語があまり話せないし、私は中国語が全く話せないので、 コミュニケーションをとることは確かに難しかったです。しかし、そんな中で言いたいことが伝わったときはすごく嬉しくて、お互いがパッと笑顔になりました。

また、母国語が異なる人どうしがコミュニケーションするときに大切なことに気付きました。それは、自分の意思を伝えようとすること・ 相手の意思を理解しようとすることを諦めないことです。「わからない」と言ってしまうことは簡単だけれど、それでは言語力はもちろん、新たな知識もつきません。 これから、共通の言語を持たない人と交流するときは、自分の恥ずかしさやもどかしさを恐れないで話そうと思いました。そして、これからも日本語講座に関わっていきたいです。  

 

   

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