インターネットによる日本語指導を始めました。 | ||
インターネットによる個人レッスンの模様
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2011年5月11日(水) 私たち丹原にほんごの会では、毎週日曜日に地元の公民館で、日本語教室を運営していますが、参加希望者の都合や学習内容の関係で、 個々の希望者のニーズに応えるには限界がありました。 どうしても日曜日に都合が付かない希望者には土曜日や平日の夕方か夜間に行ったこともありましたが、日程の調整がつかず、休講にせざるを得ないこともあって、 その都度公民館への連絡や変更調整など、運営面でも苦慮していました。 こういった問題を解決し、できるだけきめ細かい指導をするための手段として、スカイプ(無料版のテレビ電話)の利用による個人レッスンを検討してきましたが、 今月より指導を開始しました。現在は、以前日曜教室で勉強していたALT(外国語指導助手)の方との週一回、2時間の授業を行っています。 当初はうまくいくかどうか、不安もありましたが、何回か試すうちにお互いに要領もつかめて、現在はスムーズに行えるようになったと思っています。 | |
その理由として、 1)最近のウェブカメラは解像度が高いので、小さなホワイトボードに 手書きで説明しても、相手も十分読み取れる。 2)教科書や問題集の該当箇所の説明も、ウェブカメラをその箇所に 近づけて写すことで、小さな文字でも十分読み取れる。 3)必要な資料や絵・図などもチャットの機能ですぐに転送できる。 4)次回の予定は、授業の最後にお互いの都合を確認して設定でき るので、スケジュールの調整がやりやすい。 などなど、実際に行ってみて分かってきたことがいくつかあります。 学習希望者のきめ細かなニーズに応えるための一つの手段として、今後もこの方法を続けたいと思っています。 |
ホワイトボードに書いたり、ウェブカメラで該当部分を拡大表示しながら説明 |