ブラジル人主婦へのヘルパー資格取得の支援をしています。

中 文 

2012年3月1日（木）

1月の日曜教室に、日系ブラジル人ご夫妻が訪ねて来られました。お二人とも日本語での会話は問題ないのですが、読み書きにお困りとのことで、市役所から私たちの丹原にほんごの会を紹介されたそうです。

　奥様は、現在ヘルパー資格取得のための講習を受けられていて、そのテキストの理解やレポート提出についての支援を希望されています。またご主人も日本語の読み書きの必要性を強く感じられて、奥様ともども日本語の学習に取り組む決心をされたとのこと。

　非漢字圏の方にとっては、会話能力と読み書きの能力との間には、大きなギャップがあるようで、やはり漢字に対するハードルが非常に高いということを、私たち指導する側も再認識させられた次第です。

　将来、私たちもお世話になるかもしれないこの分野での資格取得を目指し、自己実現のために果敢に挑戦されている奥様の前向きな姿勢に対して、改めて敬意を表すると共に、お二人がそれぞれの目的を実現されるよう、当会としても可能な限り支援していきたいと考えています。

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（写真左）奥様は通信教育のテキストを読んでレポートを書いて、その間にスクーリングにも出席。
（同右）またご主人も日本語の読み書きを初歩から学習、それぞれの目標に向かって懸命にがんばっています。

これだけのテキストや問題集、レポ−トなど、日本人でもかなりたいへんな量です。