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丹原町国際交流協会主催の交流会に参加しました。

 

2012年5月20日(日)

 5月20日(日)午後、西条市丹原公民館において、丹原町国際交流協会の通常総会が開催されました。協会の一部門である私たち丹原にほんごの会も出席させせていただき、総会後のアトラクションとして行われた講演(中学校で英語を教えているALT〔外国語指導助手〕による)を聞いたり、愛媛銑鉄鋳物工業団地の中国人実習生の有志による中華料理の試食会に参加したりして、楽しいひとときを過ごさせていただきました。

  〜〜〜ALTのスー先生の講演から〜〜〜
 12才まで台湾で育ち、その後ニュージランドに渡り同国の国籍を取得、昨年丹原東中学校のALTとして来日したスー ティェンイン先生から、多文化社会で育った人ならではの興味深い話しを聞かせていただきました。
 「台湾とニュージランドという二つの国を、自分の中でどのように感じておられますか」との質問に、「台湾は故郷、ニュージランドはホーム」と表現されたスー先生の言葉が印象的でした。単に言語上のバイリンガルというだけではなく、文化、言葉、人種などの違いを異質なものとは考えず、それぞれを自然なものとして受け入れているスー先生の姿勢に、国際交流活動に多少なりとも関係する者として、共感するものがありました。「同じ言葉を話す人同士でも話しにくい人もいる。国際交流活動は、言葉を超えて人と人が分かり合える機会」というスー先生の主張には、自らが育った環境から学び取った者こそが言える説得力があるように思いました。

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(写真左)丹原町国際交流協会佐伯会長から総会開会の挨拶。 (写真右)ALTのスー ティェンイン先生、自分の育った環境をもとに、「国際交流」の意義を考えさせられる有意義なお話しでした。


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(写真左)全員で記念撮影。 (写真右)料理の準備も完了し、後はゲストの来場を待つばかり。


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(写真左)ずらり並んだご馳走に、どれから食べようか、迷ったほどです。それぞれのテーブルで実習生の皆さんが作ってくれた中華料理をいただきました。
(写真右)今治から韓国人お二人(中央奥、現在当会で日本語学習中)にも来ていただきました。


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(写真左)この地域の主婦の方(左の二人)にも参加いただき、一緒に作っていただいた料理に、中国人母子、日本語教師の皆さんも大満足、楽しいひとときを過ごしました。
(写真右) 左からALTのスー ティェンイン先生、同ピール ジュリアナ先生、協会事務局の佐伯さん、以前丹原でALTをしていたモロゾヴィッチ マリウスさん。


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料理を作ってくれた7名の中国人実習生のみなさん。本当にありがとうございました。


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当日は朝早くから料理に取りかかり、たくさんのご馳走を作ってくれました。本当においしかったです。謝謝


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