日本の伝統芸術「書道」を体験してもらいました

2016年8月28日（日）

　今日の授業が終わった後、日曜教室の受講生に日本の伝統芸術である書道を体験してもらいました。このイベントは、日曜教室の授業の見学に来ている高校生のOさんからの申し出によるもの。幼いころから書道を習っている彼女は、現在地元高校の書道部でも活躍していて、将来大学で本格的に書道に取り組みたいとのことです。
　そんな彼女が、日曜教室見学のお礼として、このイベントを提案してくれました。また単に受講生に書道を体験してもらうだけではなく、日曜教室の受講生に彼女の直筆で、彼らの好きな言葉をうちわに書いてプレゼントしたいとの申し出も受けました。
　そこで、受講生から事前に好きな言葉を漢字で募集したところ、三十名（日曜教室受講生のほぼ全員）もの人からから申し込みがありました。受講生にとっては、日本の伝統文化に直接触れるいい機会でもあり、また自分の好きな言葉が書かれたうちわは、きっと日本滞在中の思い出に残るいいお土産にもなるとことでしょう。
　Oさんには高校生活最後の夏休みにもかかわらず大きな負担をかけましたが、快く対応していただいたことに改めて感謝する次第です。

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プレゼントとしていただいたOさん直筆のうちわを持って。書かれている文字には皆さんの思いが込められています。

（左）Oさんの実演を拝見。一画ずつ慎重に筆を進めていく姿にしばし見とれました。 動画はこちらから⇒
（右）Oさんに指導を受けながら「書道」に挑戦。筆を持ったのはほとんどの人がこの日が初めて。真剣な表情で自分の
　　　好きな漢字を書いていました。

　受講生からのリクエストで急遽Oさんが書いて、これも受講生にプレゼント。　

　受講生の目の前で実際に模範の書道を見せてくれました。　　　　　　　個別に指導を受ける受講生の皆さん

受講生のほとんどは非漢字圏の人たち。鉛筆で書くのもままならない漢字を、初めて手にする筆で書くのですから、難し
かったと思いますが、首をかしげながらも懸命に取り組んでいました。

Oさんに書いてもらった作品や、自分が書いた漢字を見ながら、日本の伝統文化に触れることができて、皆さん満足した
様子でした。Oさんのご協力に改めて感謝。