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「国際交流の集い」が行われました

 

2017年8月27日(日)

 丹原町国際交流協会恒例の「国際交流の集い」が、この日の午後、愛媛銑鉄鋳物工業団地の研修会館で盛大に行われました。この工業団地や地元の他の企業で働く技能実習生の他、実習生を受け入れている企業関係者、当協会の会員他、国際交流に関心の日本人など、多くの方にご参加いただきました。
 実習生の国籍も様々、また来日して日の浅い人もいれば、3年間の実習を終えて間もなく帰国する人など、それぞれの置かれている状況は異なりますが、この日は、日ごろ勉強している日本語を媒介語として、しばしの間、楽しい語らいの輪があちこちにできていました。
 彼ら・彼女らが日本人と接するだけでなく、同じ実習生として異国の人たちとの触れ合いの場となればとの想いで、今後もこのような機会を提供していければと思っています。

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   最後まで残ってくださった皆さんで記念撮影          当協会会長の開会の挨拶(代読)

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(左)西条市副市長も来賓としてご出席いただきました。(右)地元企業を代表して豊和工業豊田社長からは、間もなく帰国する人たちへのねぎらいのお言葉をいただきました。

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 この10月に帰国する皆さん(全員ベトナム人)に、日本の印象や将来の抱負などを日本語で話していただきました。
 写真左は愛媛銑鉄鋳物工業団地の各社の実習生、右は愛建電工松山工場及び東予工場の実習生の皆さん。3年間の努力の甲斐あって、来日当初と比べると日本語も随分上達していました。特に愛建電工のホアさん(右写真中央の男性)は、この間に日本語能力試験のN1(1級)に合格しました。非漢字圏の人にとって、このN1の日本語に要求される日本語力というのは非常にハードルが高く、これに合格したというのは実にすばらしいことです。毎日の仕事に追われながらも、目標を見失うことなく、懸命に努力してこられたことに対し、心からお祝いの言葉を贈りたいと思います。

 皆さんが母国に帰られたら、日本のいいところも、ちょっとこれは・・・と思うところも、周りの人たちにいっぱい話してあげてください。そして時々、私たちのことも思い出していただけると嬉しいです。
 皆さんの将来がすばらしいものとなりますよう、私たちは祈っています。

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 セレモニーが終わって、今からは歓談とアトラクションのひととき。まずはカンパーイ!

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 しばし歓談の後、右は母国の歌をみんなで合唱してくれたベトナムの皆さん。

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(左)ミャンマーの人たちも母国の歌を歌ってくれました。 (右)インドネシアの ファジャルさんはギター片手にキロロの「未来へ」 を熱唱。ギターも歌もなかなかのもの。高校の頃から続けている趣味だそうです。聞いている私たちも手拍子を打ち、一緒に歌いました。正に音楽は世界をつなぐ!

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(左)ベトナムのタオさんは、「無農薬野菜作りの音楽家(?)」の伴奏で、「大きな古時計」を歌ってくれました。
(右)最後は輪になって「お手々、つーないで・・・」から「月が〜出た出た、月が〜出た・・・」で締めくくりました。
 楽しいひと時、関係者の皆さん、ありがとうございました。


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