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ベトナム・インドネシア料理で「おもてなし」をしていただきました

 

2018年5月6日(日)

 この日、丹原町国際交流協会の通常総会が丹原公民館で開催され、それに合わせて今年も丹原にほんごの会で学ぶベトナムとインドネシアの実習生による 手料理のおもてなしが行われました。
 この催しは、毎年、日曜教室の生徒さん達が母国の伝統料理に腕を振るって、総会出席者や地域のみなさんをもてなし交流を深めるものです。 同時に、実習生の皆さんにとっても同郷の仲間達と語り合いながら、いつもより手の込んだ料理を作って味わう貴重な機会にもなっています。
 今回の趣旨を生徒さん達に伝え協力をお願いしたところ、市外の実習生の仲間にも呼びかけ、たくさんの方々が駆けつけてくれました。 また、当会の教師やその仲間も加わって朝9時からそれぞれの献立に挑戦しました。驚いたのはどちらの国の男性も見事な包丁さばきで、手際よく調理をしていることです。 子どもの頃から家庭で親の手伝いをしてきたの?と尋ねると、必ずしもそうではないそうで、日本に来て自炊をしなければならなくなって覚えたとのこと。 寮の共同生活で分担しながら身につけた”技”だったのです。日本人の私たちは、野菜を刻んだり、お鍋を混ぜたりなどのお手伝いをしながら、 彼らの日頃の生活や家族のことなどに触れ談笑し合い、満ち足りた時間を過ごすことができました。

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本日の料理を作ってくださったベトナム・インドネシアの皆さんと先生方(後列左5人)

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 働く会社も職種も様々で日ごろはあまり顔を合わすことのない皆さんが、当会の日曜教室への参加を機に親しくなり、この日は朝早くから公民館に集まり楽しく語り合いながら、それぞれのお国の味に腕を振るってくれました。

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 総会終了とともに、日本人と実習生の皆さんでテーブルを囲み、それぞれに心のこもったごちそうをいただきました。両国の代表者による料理の名前や食材の紹介を聞いて、日本では見られない材料や組み合わせに驚いたり感心したりする様子も見られました。

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 この日の料理は、ベトナムからソーイ(おこわ)、レンラン(生はるまき・揚げはるまき)、チェー(ぜんざい)、ティット ロン ヌォン(やきぶた)。インドネシアからはレンダン(一口サイズの牛肉揚げ)、ミエゴレン(焼きそば)、タフー(豆腐の揚げ物)、ガドガド(野菜サラダ)、ナシゴレン(焼きめし)です。
 ある生徒さんが、「日本人の中にパクチーが嫌いな人もいるので今日は入れませんでした。でも本当は入れた方が美味しいんですよ。」とにっこり。彼らの優しい配慮も味に込められているのを感じつつ、私たちはどの料理も美味しくいただきました。若い彼らのおもてなしを受けながら、私たち日本語教師もまた、これからも頑張ろうという思いを強くした1日でした。



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