丹原町国際交流協会主催の「国際交流の集い」が行われました

2019年10月20日（日）

　この日、恒例となっている丹原町国際交流協会主催の「国際交流の集い」が行われました。この集いは、地元の愛媛銑鉄鋳物工業団地で働いている実習生を中心に、 私たちの「丹原にほんごの会」で日本語を勉強している他の企業の実習生や一般の方々も交えて、実習を終えて帰国する人たちの歓送会も兼ねて、 毎年この時期に行われる国際交流活動のひとつです。
　まだ来日したばかりで、これからの実習生活に希望と不安の入り混じった気持ちの人、帰国を直前にして家族や恋人・友人と間もなく再会できるという喜びの中にも、 ３年間の苦労と楽しかった日々を思い出して、ちょっぴり感傷的な気持ちになっている人などなど、それぞれの思いが心の中で駆け巡っているようでした。
　私達、日本語を指導した者としましても、帰国する人との別れを悲しく思いながらも、帰国後の彼らの活躍を祈るとともに、これから実習生活を始める人たちには、 健康に気を付けて有意義な３年間を過ごしていただきたいと願わずにはいられません。

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(左)丹原町国際交流協会会長の開会の挨拶　　(右)協会関係者、実習生受入企業関係者、日本語教師の皆さんと共に

西条市副市長からもご挨拶をいただきました。　　　　　　楽しい語らいのひと時を過ごしました。

(左)３年間の実習を終えて、間もなく帰国するベトナム人実習生に日本での思い出や今後の抱負を語っていただきました。
右端は私たちの日本語教室で３年間勉強し、見事日本語能力試験のＮ２級に合格したダックさん。荷物にならないお土産として、将来に役立ててほしいものです。
(右)そのダックさんを指導した当会日本語教師のさき先生から、彼のこれまでの努力を紹介し、送別の言葉を語っていただきました。

ダックさん(中央)とこの日参加した先生方と一緒に。　　　 後輩の実習生たちにも自己紹介をしてもらいました。