地元の高校生による書道イベントが行われました
2020年8月30日（日）
この日の授業終了後、地元高校生の提案による日本の伝統文化「書道」を外国の人にも体験してもらおうというイベントが行われました。
これは、地元の高校生が夏休みの課外活動として自ら企画し実施するもので、当会の日曜教室で日本語を勉強している
受講生との交流も兼ねてほぼ毎年行われているイベントです。
*********************************************************************************
自分の好きな言葉を書いた短冊を吊るした風鈴を手に全員で記念撮影
書道部員から一般的な注意を聞いて、書き方の模範を見たあと、太筆を手にまずは簡単な漢字で運筆の練習。
実際に漢字を書きながら、高校生から「はらい」「とめ」「はね」など、筆の動かし方の基本的な指導を受けました。
小筆に持ち替えて、風鈴に吊るす短冊に好きな言葉を漢字で書きました。小筆は更に筆の動かし方が難しそう。
それぞれの願いや思いのこもった言葉を漢字で書いて、短冊ができました。
（左）短冊を吊るして風鈴が完成。暑い日本の夏をこの涼しい音色を聞いて乗り切って下さい。 （右）今回のイベントを実施してくれた高校生のみなさん、楽しい企画をありがとう！
この日参加してくれた人たちは全員が非漢字圏のベトナムからの実習生、漢字の読み書きそのものがまだ良く分からない人がほとんどです。
果たして、この人たちが、手にしたこともない筆を持って、漢字をうまく書けるかどうか心配しましたが、高校生たちの実演を見たり、親切な指導を受けたりしながら、懸命に取り組んでいました。
何回も練習した後、最後に自分の好きな言葉を短冊に書いて、日本の夏の風物詩「風鈴」に吊るし、お土産として持って帰ってもらいました。
日本古来の芸術「書道」と音で涼しさを感じる「風鈴」という二つの日本の伝統文化、ベトナムの皆さんの心に届いたでしょうか。
【動画一覧】
�� 書道イベント全体の様子
�� 太筆で漢字の基本練習
�� 小筆に持ち替えて風鈴に吊るす短冊作り その１
�� 小筆に持ち替えて風鈴に吊るす短冊作り その２
�� 風鈴完成、みんなでチリリ〜ン
