日本語作文コンク−ルで優秀賞を受賞！

2022年2月8日（火）

　当会で日本語能力試験のN1級を勉強しているインドネシア人実習生のチカさんが、愛媛県外国人技能実習生受入組合協議会が主催する「第３回愛媛県外国人技能実習生・日本語作文コンクール」で 優秀賞を受賞しました。
　本来なら、１月に松山で入賞者全員と実習先企業･団体の関係者の参加の下、受賞の栄誉を称える式典が行われる予定でしたが、コロナ禍ということで 式典が中止になったため、表彰状や記念品が郵送されて来たとのことです。

　このコンクールは、自由なテーマで自分の意見や感想を自筆で原稿用紙２枚から４枚に書いて提出するというもの。 主催者からは、日本での生活・文化を通じて体験したことや職場での活動などに関し、「熱い思い」が伝わる内容を期待されていました。 従って、文法の間違いなどは審査基準とせず、あくまで内容重視という、ちょっとユニークなコンテストです。

　彼女のことは以前にもこのホームページ上で紹介しましたが、長い時間を費やして何回も書き直したであろう、原稿用紙４ページに及ぶ作文からは、 介護福祉士という夢に向かって懸命に努力する彼女の強い決意を読み取ることができ、正に「熱い思い」が伝わる内容でした。
　今回の受賞は、その夢の実現のための大きな励みになることでしょう。Semangat！（スマンガ！／がんばれ！）

*********************************************************************************

賞状、賞品を手に、喜びいっぱいのチカさん

　　優秀賞の賞状　　　　　　　　　　　　　入賞者全員の作品集　　　　　チカさんの手書きの原稿（冒頭部）