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「国際交流の集い」が 行われました

 

2024年3月3日(日)

 コロナの影響で長らく行われていなかった丹原町国際交流協会主催の「交流の集い」が、4年振りに行われました。 前半はインドネシア人女性による故郷・東ヌサトゥンガラ州(バリ島から遙か東方の島嶼地域)の文化や習慣のプレゼンテーション、 後半は、飲み物とお菓子などを摂りながらの談笑、という二部構成で行われました。
 前半のプレゼンテーションでは、二年前に西条市国際交流協会のイベントで、同様のプレゼンテーションを行ったインドネシア人女性が、 今回は彼女の故郷に焦点を当てて、観光地や食べ物、伝統的な衣装、地域の習慣など、様々な話題について詳しく話してくれました。 特に結婚式の模様は、彼女自身の実体験の写真を使って詳しく説明してくれました。 彼女曰わく、結婚に際しては女性が男性の家族の一員になる証として「名字授与の儀式」(下の動画の45分以降を参照)というのがあるそうで、 国による文化、習慣、家族感の違いを知る良い機会となりました。

 プレゼンの動画はこちら⇒ 私の故郷・クパン−約48分   
            ⇒ 私の故郷・クパン(続き)−約9分

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講師のチカさんの出身地・東ヌサトゥンガラ州とその州都クパンの街の様々な文化や習慣について、彼女自身が結婚した時の写真なども混じえて、詳しく紹介してくれました。


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(左)婚約式は女性側の伝統文化に従って行われるそうです。日本の結納に当たる式のようで、男性が女性の家族に結婚の許しを得るために行う儀式とのこと。
(右)バリ島にある日本語学校在学当時に、同校の新館オープン記念で伝統衣装を着てダンスを踊ったそうです。


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(左)プレゼンテーション終了後の交流会の冒頭、この交流会に協力してくれた三人(チカさん、ご主人、友達)を司会者より改めて紹介。
(右)三人はそれぞれのテーブルを回って、日本人とも親しく歓談し、改めてインドネシアのことについても話してくれていました。


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次第に場も和み、あちこちで談笑の輪ができていました。


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(左)すっかりくつろいで談笑。 (右)日本の女性は、三人が着ている上着に興味をもったようです。手織りの絣だそうで、値段(安くはない)を聞いてびっくり。 色、柄、デザインともとても奇麗で、「私も欲しい!」と。


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(左)日本語を勉強しているベトナムとバングラシュからの実習生たち。他にもフィルピンや中国の人も勉強しています。
(右)伝統衣装で正装したときに腕に付けるブレスレット。プラスチック製の安物ではありません。


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これはチカさんのプレゼンテーションにも出てきたセイバビ(豚肉の燻製)。ビールがあれば言うことなし! インドネシアは世界最大のイスラム教徒の国ですが、チカさんの故郷はほとんどがクリスチャン。豚肉も問題ないそうです。


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これはインドネシアでよく食べられているお菓子。日本の生菓子のような食感で皮は柔らかく、中のアンコは甘さ控え目で香ばしい味でした。皆さんに好評ですぐになくなってしまいました。 このお菓子も上のセイバビも、朝早くから三人で作ってくれたそうです。 三人の心遣いに改めて感謝致します。


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